「子ども食堂はやるべきではない」というブログの記事を偶然見つけました。

内容は一般的な飲食店と同じだからきちんと経営しないと行けないよ、というものでした。

要するにヒト・モノ・カネをどう回すかということです。

閉店した子ども食堂を例に丁寧に説明してくれているので、それなりに説得力のある文章でした。

また、実際にこの閉店した子ども食堂を知っているのでリアルな感覚が伝わってきたのですが・・・。

子ども食堂についてのそもそもの問題点は、無料で貧困のこども達にお腹いっぱいゴハンを食べてもらうという、目的の設定です。

それを実現するには365日昼・夜 給食をするしかありません。それが結論です。

自治体が子ども食堂に補助金を出していますが、そんなことより給食を見直すべきです。

また、子ども食堂は続けられます。呼名とその中身は別として。

1回:1万円〜2万円を子ども食堂をしたい人達(ボランティア)が負担すればよいのです。

計算は40〜50食賄うことを想定しています。それ以上になれば給食サービスになります。

たとえば10人の善意のボランティアが集まれば、ひとり1回 ¥1,000〜¥2,000です。

ランチ1回、2回分のお金で運営することができます。

場所も自宅でできます。有名な豊島区要町の子ども食堂は2階建ての一軒家です。

「子ども食堂はやるべきではない」ではなくて、「子ども食堂の目的をきちんと自分達の身の丈に合ったものにしないとやるべきではない」と私は考えます。

子ども食堂は、食をベースにした社会活動の可能性を示してくれました。

知恵のある人達はここを起点に新しい道を進み始めています。