病気で入院している子どものきょうだい支援をされている方が、病院内にきょうだいのための子ども食堂ができないかとFBに書いていました。

私もそんなことを考えたことがありました。

病気で入院している子どものきょうだい支援について少し説明すると。

小児病棟には高校生にならないと入ることができません。

その理由は感染症予防のためだそうです。

なので。

高校生以下のきょうだい達のお世話をどうするのかという課題が生まれます。

小さなきょうだい達を預けることができない親達は、病院に連れてきます。

その子ども達の受け皿が必要になってきます。

私の子どもが入院した時、きょうだいの世話をご近所さんが毎日当番でしてくれました。

小学校から帰るとその日の当番さんのお家に行く、晩ご飯を食べさせてもらう。

夜、私は当番の家に迎えに行く。

そんなことを子ども食堂について講演する際に話しています。

私の考え方は。

病院に子ども食堂を作るのではなく、ご近所が病気の子どもを持つ家族を支援する仕組みを作る方が良いのではないか。です。

貧困状態にある子ども、病気の子どもとそのきょうだい、いずれも同じです。

課題を持った子どもです。課題解決のために様々な支援活動があります。

ご近所、地域に課題を持った子どもと家族を支援する仕組みが作れないものか。

コンセプトは「子どもには自分の親以外にも沢山のお父さん、お母さんがいます」

子どもは地域の宝物。

今流行の「シェリングエコノミー」に因んで、「シェアリング子育て」とでも名付けましょうか。

良いネーミングができれば、子ども食堂のように広がるかも知れません。

〆