引き続き、子ども食堂についてご質問、ご見学のご依頼を頂いています。
まだまだ、子ども食堂についての興味関心が高いようです。

これまでにもいろいろな書き方をして来ました。

子ども食堂によって日本の子ども達に対する関心が高くなることは良いことです。
世界中に沢山の問題がありますが、先ずは日本の問題を解決することが大切です。
大げさなことを言えば、子ども食堂が日本の将来をみんなで考える良い機会になってくれればと考えています。

どんなこともブームになること、大衆化することで世の中に広まっていきます。
なので、これまで社会貢献とご縁のなかった方々、既存の社会貢献業界の方々が今年になって活発に動き始めたことは良いことです。

最初、子ども食堂を運営したことがない団体やネットワークが子ども食堂について語ったり、交流会をすることに違和感を感じていました。今はそれもありだと思います。
行政の方が突然アポなしでやって来て、尋問してお帰りなられたこともあります。
それも、面白い経験でした。
みんなで試行錯誤していれば、どこか良い所に着地することでしょう。

貧困の子ども達を集めるためにどうすれば良いですかと質問されます。
地道に長く続けるしかありません。
楽しく活動を続けてください。
とお答しています。

無理矢理に子ども達を集めてご飯を食べてもらっても、それは運営する側の自己満足でしかありません。

唐突ですが社会貢献にもマーケティングが必要です。
ここで言うマーケティングはお客様が本当にいるのか、いるのであればどんなお客様で、何を望んでいるかを考えること。その程度のことです。

お客様の立場になっていない活動は簡単に終わると思います。
マーケティングの仕事で数々の失敗をしてきたので自信を持って言えます。
子ども食堂もそろそろ曲がり角です。

休みの日にボランティアでもと思われる方々へ。
子どもを対象とした様々な活動がありますので、これを機会に探されてはどうでしょうか。

また、熊本地震についても復興段階になれば沢山のボランティアが必要になると思います。
そちらにも目を向けてみてください。

宜しくお願いいたします。