徳島での出来事について。

前回は、カナダ人のお母さんからお聞きした食育についてご紹介しました。 

今回のエピソードは、子ども食堂に対する本音について。

徳島で子ども食堂を広めているとバッシングを受けることがある。
「徳島に子ども食堂を作ろう!」のメンバーの一人が話してくれました。

そろそろ、そんなタイミングかなと思っていたので、詳しい状況を聞くことなく無視していると、話が繋がらず次の話題に移ってしまいました。

次の話題というのが「子ども食堂って自分が子どもだったら行かないよね」という物騒なものでした。

ちょっとひねくれていたり、頭が良かったり、行動力のある目端のきく子は、そもそも大人が嫌い。

自分のためにゴハンを作ってくれる大人が待っている所がある。そこに行けば優しい笑顔の大人がいて、ゴハンを食べているとペトっと横に座って「何か困ったことなぁい?」と聞かれる、そんな場所に行きたいと思いますか。自分だったら絶対行かない。

Wi Fi が飛んでいて、ゲームが出来て、大画面のテレビがあって、最新のマンガが読めて、ジャンクフードのある所には魅力を感じるけど、無農薬の野菜や玄米食を食べさせられる所には行きたくない。

極端な話じゃなくて、これって正しいと私は思いました。

子ども食堂について、子どもの視点から書かれた文章を読んだ記憶がありません。
ユーザー視点で子ども食堂はまだ説明されていないように思います。

民進(主)党の岡田代表が要町に行って記念撮影したものだから、与党がそうはさせじと「子ども食堂」も企画書に入れちゃえとなってしまいました。

ユーザーのニーズを探ることなく、税金が投入されることになってしまったことに、マズいなぁと考えている賢い行政マンにもお会いしました。

子ども食堂は子どもが本当に行きたい場所なのか。

最も大切なテーマです。

頭の中と活動を進化させる時代がやってきました。

〆