先週は3回子ども食堂についてお話をさせて頂きました。

ありがとうございました。

子ども食堂。今も関心は高止まりのようです。

先週のとどめは。

ニュータウンを住民参加によって再生しようというプロジェクトの発表会&お祭りでした。

市長、コンサルの先生、住民の代表によるパネルディスカッションが行われ、その周りを取り囲むようにエコな食品を売る屋台が立ち並んでいました。

こちらのニュータウン、今も近くに農業地帯が残っているので、農業を志す若い世代が移住して来るそうです。

パネリストの一人が職と住が近くにあることは良いことだと言い出し、話が「新しい地域経済のあり方」に広がっていきました。

そこで思い出したのが、日曜日にお会いした地域通貨を作って子ども食堂で使えるようにしたいという方。

それなりにお年を重ねた方だったので、15年前の地域通貨ブームを覚えているのだと思います。

地域経済を語る場合、そこで流通するお金についても議論しなければなりません。

「生活のためのお金」です。

生活のためとはどういうことかというと、蓄えたり、投資したりするためのお金ではないということ。
毎日必要とするものを買うためのお金です。

地域再生のためには、お金が地域でぐるぐるまわること。

できるだけ、他の地域に出て行かないようにすること。

私は、子ども食堂のネクストステップは、地域の飲食店の活性化だと考えています。

地域の飲食店が本業を通じて社会に貢献する。

共通価値の共有(CSV)が子ども食堂によって広がって欲しいと考えています。